本機は１９３４年当時、世界的に流行していた流線形にＣ５３としては唯一改造されましたが、カバーがあるため保持点検に手間がかかり不評で、昭和２３年には廃車、解体されてしまいました。
モデルはベースにマイクロエース製を使用しています。本当はワールド工芸製を使用したかったのですが、買いに行った時は既に完売していました（泣）。
以前、ＴＭＳ誌に発表された、福島信人氏の製作した海老茶色の４３号機がとても気に入り、私もぜひあの色の４３号機を作りたいと思ったのですが、その色を再現するのは困難なので、旧型客車との統一を図るため、ブドウ色１号にしてみました。
製品は、おでこ部分が角張った形状をしていたので、ライトから煙突にかけて大幅に削りました。
煙突はプラ棒から新製してあります。
ボイラー上には、安全弁の頭が飛び出しています。
非公式側にある特徴的な形状の汽笛
ナンバープレートはレボリューションファクトリーにオーダーしたものです。
足掛けの部分は中をくり抜いてあります。
キャブ後妻の形状も、簡単ながら加工しました。
ちなみにカプラーは後部の形状を整える為、ボディマウントになっています。