・三美運輸専用線1

 三美運輸専用線1は現在、北海道江別市の個人の方に大切に静態保存されています。本機はボールドウィン製で2649として製造され、1935年(昭和10年)に国鉄より払い下げを受け、明治精糖(のちの日本甜菜精糖)士別工場で活躍し、その後1964年(昭和39年)に廃車になりました。が、1967年(昭和42年)に三美運輸で復元され、1973年(昭和48年)まで活躍しました。
 モデルは河合商会製をベースに、KitcheNや銀河モデル、タヴァサホビーハウスなどのパーツを用い、晩年の姿を再現しています。

2号機と異なり、赤地のナンバープレートを取り付けています。
ヘッドライトの取り付け位置が高いのが特徴です。

前端梁の形状が2号機とは異なります。

煙突はストレートです。
サイドタンク部分にはリベットがありません。
本当はドームの背が高い(スケールでは1.5mmほど)のですが、
きれいにアールを再現できる自信がなかったので、ドームの加工は行いませんでした。

キャブ部分はKitcheN製の高キャブ加工パーツを用いています。
屋根部分の形状が2号機とは異なります。

公式側と非公式側のシリンダーブロック横のステップの形状、取り付け位置が異なります。

屋根のアールは2号機よりも浅いです。

後部ライトの位置も高いです。

「B6のページ」へ戻る

「展示室」へ戻る