篠山鉄道1号キット組み立て

安佚堂模型店から発売になった篠山鉄道1号を組み立ててみます。下廻りには津川洋行の動力ユニット(TU-KOPPEL A)を使用します。

キットの箱と津川洋行の動力です。

箱を開けた状態です。
機関車本体の小ささに驚きました。

ボイラー本体、煙室部、水タンク、簡易密閉キャブ後部、クロスヘッドはタフレジン製です。
手前3本はφ0.3の洋白線2本と0.2mmX0.8mmの洋白板です。
洋白線は手すり用、洋白板はスライドバー用です。

サポートを切り取る前に、デッキ部やキャブ手すりにある穴に、φ0.3のドリルを通しておきます。
説明書では穴が潰れてしまわないように、洋白線を通してしまうように書いてありますが、
結構素材が硬いので、潰れる事はないと思ってしませんでした。

サポートを1本1本丁寧にニッパーで切っていきます。

カット途中です。

本体のサポートカットが終了した状態です。


ランボード下の板状サポートにはランボードに沿って、
カッターで切り込みを入れていき、折り込むようにして取り除きます。


裏にあるサポートも取り除いていきます。
中央にブリッジもあります。


ルーターを用い、本体裏側のサポートを削り取ります。
硬いレジンであるため、面白いようにサクサク削れていきます。
はじめに左右部分を削り取り、その後、真ん中のブリッジ部分を削り落とすのが、楽なように感じました。

ここで手すり等を差し込みます。接着はまだ後で行います。

ヤスリを用いて、綺麗に仕上げた状態です。

煙突は上部が少々潰れた状態になっていたので、φ2mmのプラ棒から削り出し、それに交換しました。

あとはそれぞれパーツを接着しました。
作例では瞬間接着剤を使用しています。
汽笛は作業中に折れてしまったので、真鍮線に交換しています。




素組みでは味気ないので、実物写真を元に、解放テコ、簡易キャブドア、煙室扉の別体化などいろいろ加工しました。

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