・C58427

  C58427は戦後の昭和22年に製造された、C58のラストナンバーです。宮地機関区、大分機関区を経て、最終配置は志布志機関区で昭和46年まで活躍しました。本機は門鉄デフレクター付きで、他機よりも少々高い位置に取り付けられていたのが特徴でした。
 モデルは上廻り、テンダーにやえもんデザイン製のコンバージョンキット、下廻りにカトー製を使用し、自作パーツなどを加えてディーテールアップをしています。

九州型の美しいC58

高い位置に取り付けられた門鉄デフ(K-7)
前輪はプレート型になっていました。

砂撒管は前に1本増設され、3本になっています。

ドロ溜めの前後に取り付けられた消音機も九州型の特徴

オイルポンプ箱はランボード上、逆止弁はドーム前上部ではなく、非公式側側面に取り付けられています。

ナンバープレートの取り付け位置が特徴的です。
非公式側の消音機は1つだけです。

船底テンダーと台車が戦後型の特徴です。

九州型の特徴でもある、前方に石炭をかき寄せるための炭庫仕切板

埋め込み型標識灯も九州型の特徴
蒸気暖房用ホースは取り付けられていませんでした。

「C58のページ」へ戻る

「展示室」へ戻る