・天塩炭礦鉄道1
天塩炭礦鉄道1は1941年(昭和16年)に汽車製造株式会社で作られた、国鉄C58とほぼ同型の蒸気機関車です。C58との相違点は、煙突前の給水温め器が当初から装備されていないことです。1967年(昭和42年)の廃線に伴い、残念ながら廃車解体されてしまいました。
モデルはカトー製をベースに、やえもんデザインや銀河モデル、タヴァサホビーハウスのパーツを使用して加工しています。資料がほとんどない状態なので、判る範囲であっさりと仕上げています。
赤い「1」のプレートが目立ちます。
C58では、煙突前部に給水温め器がありますが、本機にはありません。
コンプレッサー蒸気管が煙突横まで伸びています。
キャブには「1」のナンバーと社紋、メーカーズプレートと賑やかです。
前論は、カトーのスポーク車輪を用いています。
給水ポンプも吸水管、チリコシもなく、非常にあっさりとしています。
普通のC58ではタービン発電機は、火室上部に枕木方向に取り付けてありますが、
本機は少々非公式側に、線路方向に配置されています。
テンダー非公式側には、蒸気暖房管もありません。
後部の資料は全くなかったので、配電管はモールドのままにしました。