・BR 46221 "Queen Elizabeth"

 Princess Coronation Classは、London Midland and Scottish Railway(LMS)で活躍した、ウィリアム・スタニア氏が設計した、車軸配置4−6−2の4気筒特急用テンダー式蒸気機関車です。1937年から1948年にかけて38輌が製造されました。ロンドンユーストン〜グラスゴーセントラル間をノンストップで走行し、「Coronation Scot」の愛称が付けられました。現在でも3輌(6229「Duchess of Hamilton」、6233「Duchess of Sutherland」、46235「City of Birmingham」)が保存されています。モデルである46221は「Queen Elizabeth」の名前を付けられています。
 モデルはGraham Farish製で、エアホースの追加、色入れを行いました。エンジンドライブで、ボイラー部分にコアレスモーターを搭載してあります。付属パーツ(ネジ式連結器、フロントステップ、ドレイン管)があります。

英国鉄道グリーンの、美しい機関車です。

エアホース、ネジ式連結器保護板(?)を自作しました。

煙突はダブルになっています。

煙突より前側は、流線形時代の名残で、斜めになっています。
動輪の直径は2057mmです。
ロッドがかなり太いのが残念ですが、黒(?)メッキされているので、そんなに目立ちません。
「QUEEN ELIZABETH」のプレートが目立ちます。

機関車の大きさの割に、キャブは小さいです。

シリンダー下のドレイン管も付属パーツで、金色に塗装しています。

写真では判りませんが、キャブとテンダーとの間に、可動式の渡り板も再現されています。
窓ガラスは全てはめ込み式です。

テンダー側面にはイギリス国鉄のマーク(前期)が入っています。
石炭がとても粗く再現されているのが惜しいです。

ちょっと梯子が歪んでしまっていますね(汗)
端梁中央の穴はネジ式連結器(付属パーツ)を取り付けるための穴ですが、
連結器を取り付けると、カプラーにぶつかる可能性があるので、取り付けていません。

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