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Mexico City 2004 part-5

Temple of Quezalcoatl, Teotihuacan

ティオティワカンのケツァルコアトルの神殿の原寸大復元。
再現された彩色の鮮やかさと展示スケールの大きさに度肝を抜かれます。
Chalchiuhtlicue, Teotihuacan

しかし序の口。この人類博物館の実力を見せつけられるのは、これからでした。
写真は、ティオティワカンの雨の女神チャルチウトリクエ像。
トラロック、チャック、チャルチウトリクエ・・・
思えば、古代メキシコには色々な名前の雨の神が居ます。それだけ多くの部族に崇拝される重要な神であったのでしょう。
Statue of the Warrior, Tula

今回時間がなくて行けなかった、シティ近郊のトゥーラ遺跡にある戦士像。
この細長い形状は、やはり北米インディオのトーテム像と強い関連を感じますね。
The Sun Stone

古都テノチティトランから発掘された巨大な太陽の石。
アステカの信仰で最も重要な位置を占める太陽の動きを記したカレンダーです。
一度発掘された時、膨大な数の原住民が集まり崇拝を繰り返したため、キリスト教司祭によって埋められたという、いわく付きの石板です。
Relief of the 'Dancers', Monte Alban
これも今回訪れることが出来なかった、オアハカ州モンテ=アルバン遺跡の「踊る人」のレリーフ。
実は、名古屋のメキシコ料理レストランの主人と話をした時に、「オアハカの市場にあるメシ屋は美味いよ〜」と勧められていて、時間があれば行きたかったのです。
Mozaic Pattern, Mitla
同じくオアハカ州ミトラ遺跡のモザイク模様の壁。
日本ではシルバー製品で有名な北米インディオ、ホピ族の水のパターンに似ていますね。

残念ながらオルメカ(巨人頭像)の展示は閉鎖中。
しかしここに来ればメキシコ中の出土品が見られ、お得な感じです。
Temple of Chaac, Hochob
カンペチェ近くの小さな遺跡ホチョブにある、雨神の神殿のレプリカ。
入口が四角い口のようになっていて面白い。
・・・某NHK-BSのどーも君みたいだ(笑)
Temple of the Inscriptions, Palenque

パレンケ遺跡の碑文の神殿内部で発見された玄室の様子が地下の展示室に再現されていました。
王のレリーフ、石碑、王棺、そしてミイラ。
展示の仕方、照明などの効果も素晴らしく、ちょっと戦慄に似た感動を覚えました。
Mayan Jade Mask

有名な翡翠のマスク。
こういったメキシコの出土品が、なぜ不気味な印象を受けるのかというと、白目・黒目が入っているものが多いからではないかと思います。見られているようで、心理的に良くない(笑)。

時間があればもっとゆっくり居たかったのですが、やむなく昼前にタクシーで空港に向かいました。
Benito Juarez Airport
帰りのアトランタへ向かう飛行機を待つ乗客。
途中でゲートが変わったりして乗客はちょっと不満気味。30分遅れのデルタ便に乗り、私はメキシコを後にしました。
アメリカ・アトランタ編はこちら

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