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Mexico City 2004 part-2

Pyramid of the Sun

世界で3番目に大きい建造物と言われる太陽のピラミッド。
裏側を一周してみましたが、なるほどデカい。
Pyramid of the Sun

早速、大勢の人たちと一緒に上ってみました。
途中妙に息が切れるのでおかしいなと思ったら、それもそのはず。ここは2000mの高地、空気が薄いのです。頂上に近づくにつれ階段が狭くなり、渋滞気味に。ちょうど一休みできて良かった。
後ろを振り返ってみると、やはり結構高い。
そして、死者の道が横に真っ直ぐ貫いている様子が良くわかります。
New Year Basking
この日は元旦。
メキシコの人達はここに初詣に来るそうです。天に向かって掌を掲げて、太陽エネルギーを吸収?
その中に、瞑想をしている白人が一人。ちょうど目を開いたので話しかけてみると、彼は毎週日曜の朝、この頂上に来て瞑想をしているのだそうです。
Pyramid of the Moon

Robertと名乗る彼は、禅宗仏教徒の私に興味を持ったらしく、
「良かったら、この近くにある私の家に来ないか?」と招待されました・・・怪しい。

写真は、太陽のピラミッドの頂上から見た月のピラミッド。
Pyramid of the Moon

夕方まで遺跡を見て回りたい私は、その意向を彼に伝えると、「好きなように遺跡を見学してOK。ついていくから」と言う。
ただ、月のピラミッドは負のパワーがあるから上りたくない、とのこと。
やっぱり怪しい・・・。
Pyramid of the Moon
私は気にせず、月のピラミッドにも登ってみました。
こちらは、やはり(?)太陽のピラミッドより人気がなく、階段も空いています。
しかし、月のピラミッドの上でも太陽エネルギーを吸収しようとしている人達がいるのはどういうこと?
Avenue of the Dead

月のピラミッドから見た死者の道
ピラミッドから下りても、約束通りRobertさんは待っていました。
彼の職業を訊いてみると、近くの大学で英語を教えている先生とのこと。
やがて遺跡を回る内に何人かの生徒と会い、どうやら本当だということが判りました。
Palace of Quetzal-Papalotl

「羽毛のある蝶」ケツァルパパロトルの宮殿。
この建物は色使いやデザインが独特で、他の建築物より洗練されている感じがします。
宇宙人が作ったという説はちょっと飛躍し過ぎだとは思いますが、ケツァルパパロトルが飛翔をイメージさせるため、何だかそんな気になってしまいます。
Palace of the Jaguars
ケツァルパパロトルの宮殿の隣にあるジャガーの神殿の壁画。「ほら貝を吹くジャガー」あるいは「血の器を傾けるジャガー」と呼ばれています。
浮かれているような目つきが面白い。
Temple of the Feathered Conches
羽毛のある巻貝の神殿の内部に鮮やかに残るオウムの壁画。まだこの神殿には発掘中の部屋があり、今後の発見が期待されます。

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