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Chichen Itza 2003 part-3

Temple of the Warriors

先ほど、上から全景を眺めた戦士の神殿を間近で見学。
残念ながら、現在神殿の上には登るのは禁止されており、有名なチャックモール像は拝めず。
Thousand Columns Group

「戦士の神殿」は、別名「千本柱の神殿」。世界中の遺跡で、こうした石柱の並ぶ風景が見られますが、エジプトの巨大なものやローマ帝国の華やかな塔座のついたそれとは異なり、ここは非常にシンプルなデザイン。膨大な数も相まって、武骨な「戦士」の名にぴったりな感じです。
The Ossuary
カスティージョ、戦士の神殿のある広場から南の方のジャングルの中に入っていくと、もう少し時代の古い遺跡群があります。
これは「納骨堂」あるいは「高僧の墳墓」と呼ばれるピラミッド。近年修復されたそうです。
The Entwined Serpents

納骨堂の階段脇の二重に絡み合った蛇の彫刻。
この建物自体はそれほど大きくないのですが、内部から7つもの墓が発見され、大量の副葬品が発見されたのだそうです。
The Observatory

天文観測台
丸い塔の中には、太陽・月・金星を観測するための窓が付けられており、マヤ人の暦を作成するために使用されたと考えられています。

しかし、現代科学の天文台に、形が似ているのが興味深い。
The Church of Nunnery
「尼僧院」と呼ばれる建物群の中にある「教会」と呼ばれる建物。建築は7〜8世紀。これらの名前はスペイン人が18世紀に付けたもので、実際に何に使用されていたかは不明です。
Chaac, God of Rain
教会のコーナーにある四角い顔の雨神チャック。
農業社会のマヤ文明にとって、雨は現代以上に大きな意味を持っていました。
Into the Castle
11時となり、カスティージョの内部神殿に入る門が開きました。それを知った人たちが、もう50人ぐらい並んでおり、15人ずつ入れ換え制なので、日陰でゆっくり休んで待っていました。
内部に入ると、異常に蒸し暑い。
Chac Mool and the Red Jaguar

内部に古い時代のもう一つのピラミッドがあり、その頂上には、生贄を捧げるための祭壇であるチャックモール像(手前)と赤いジャガー像が置かれています。
目を見開いたチャックモールが不気味。
滑りそうな階段も、壁の湿気も、この生贄の一部が残っていると想像したりすると、突然触りたくなくなります。本当は、ただの観光客の汗と靴の泥なんでしょうが。
The Castle

青空に映えるカスティージョに未練を残しつつ、昼近くなりそろそろ暑くなってきたチチェン=イツァを去ることにしました。

遺跡入口のレストランで昼食を取り、次の目的地メリダまでのバスに乗りました。

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