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Saqqara & Memphis 1995

Delay?!
私は、小さい頃から世界の謎や遺跡の本を読むのが好きで、とりわけエジプトのピラミッドには強い興味がありました。そういうわけで、社会人となりボーナスをつぎ込んで、友人と予約。
「いざエジプトへ向かわん!」と、真新しい関西空港に到着すると、何とそこには「Delay」の文字が待っていた!・・・波乱の幕開けです。
Wing of Horus
結局、19:00発の飛行機が翌10:00発となり、大阪に一泊することに(泣)
写真は、翌日無事にやってきたエジプト航空機。
エジプトの天空神ホルスをモチーフにしたマークが格好いい。遅れなければもっと格好いい。
Cairo Airport? ...No!
バンコクで給油した後、西に向かって一直線のはずが、アラブの名前もよく知らない空港に再び着陸。
蒸し暑い薄暮の中、下ろしてももらえず不安がつのります。
乗客からは「某王族でも乗るのでは?」などという憶測まで飛ぶ始末。
Welcome to Cairo

結局真相はわからずじまい。初日からスケジュールは狂いまくって、真夜中にカイロ到着。

しかし、カイロは眠らない街。深夜でもお構いなしに車のクラクションが鳴り響いています。
空港の看板や町の人の言葉など、全然体験したことのないアラブ文化にひどく興奮しつつ、なかなか寝付けませんでした。
Mereruka's Mastaba
翌朝7時出発で早速サッカラへ。
第6王朝ティティ王の大臣、メレルカのマスタバ墳。
その内部には、キレイに彩色の残った大臣像や死者の魂が飛び立つための偽扉などが見事に残っていました。
Djoser's Pyramid, Saqqara

世界最古のピラミッド。古王国時代第三王朝のジェセル王のものです。

いかにも技術未成熟な階段状のシルエットが印象的。
Local house in Egypt
遺跡の間はバス移動。
町を出ると、すぐに何もない田舎になります。
何百年も昔からあまり造りの変わっていなさそうな土壁が素朴です。
Statue of Rameses II, Memphis

メンフィスの博物館に横たわるラムセスII世像。このラムセスII世はエジプト全土に自分の像を作っていますが、これはすごくデカイ。
全長15m。逆に建物がそれを囲む位しかないので、それ以上の大きさを感じます。
Alabaster Sphinx
メンフィスの博物館の外にあるアラバスター製のスフィンクス像。
大きさの点では本家にはかないませんが、端正の取れた造形が美しかったです。
Egyptian Lazy Dogs
エジプトは、「イヌ」「ネコ」で言えば、バステト神としても崇められているネコの方が優遇されている国でしょう。
拗ねているのか、このように地面でフテ寝しているイヌの多かったこと、多かったこと。
というか・・・やはり単に暑いだけでしょうか?

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