Hard Way 長期出張中の江蘇省から初めての遠出。 憧れの西安に行くことにしました。 熟考の末、行きは電車で15時間(翌朝から飛ぶ飛行機とあまり時間が変わらないのです) しかし、硬座しか予約が取れませんでした。 この「硬座」というのをwebで調べると、色々恐ろしい噂が・・・。 |
Wangxinji, Wuxi 無錫までバスで行き、「王興記」で晩ゴハン。 有名な小籠包よりエビ雲呑の方が美味しかった。 ちなみに、看板をくぐると右と左に店があります。 美味しいのは左の高くて狭い方。 |
Wuxi 夜景が美しい無錫の駅前。 ハンバーガーを買って持ち込もうと、マクドナルド(無錫にはある!)に行くと、やたらと中国語の上手い外人発見。 イギリス人は、中国語でもカツゼツがイイね! |
It's War Time! さて、硬座。 自分の席に行くと、案の定他人が座っている(汗) 指定席券だったので、押しのけて窓際の席を確保。 駅に止まるたびに、荷物を上げる客でパニックが起きます。 戦争だぜ、これは。 |
Boneyard 喧騒と共に列車は西に向かって走る。 乗客も疲労でだらけまくって床に寝る始末。 「無座」とよばれる切符は基本的に立ち乗りなので仕方ないが、これは酷い。 まさに死屍累々。 私の対面のオバちゃんは、他の無座客を横目に3席をぶっこ抜きで寝ていました。 誰も逆らえない雰囲気で威嚇しまくり。 妙な緊張感と足元のヒーターの異常加熱の中、何とか朝を迎えた時には、少しずつ気力も戻って来ました。 西安まであと少し、あと少し。 |
Xian Railway Station そして、昼過ぎ西安へ到着。 対面のオバちゃんはあと30時間乗り続けるそうな。 ウルムチは遠い。 |
Shaanxi Historical Museum 古都長安のお膝元として、古代から近代まで膨大な資料を擁する陝西歴史博物館。 バスを降りた後、ちょっと見つからなかったので、人に訊いたりしてたどり着きました。 敷地がデカい。 |
Shaanxi Historical Museum 唐三彩を初めとして、陶器の展示が多い博物館。 高そうな北宋の皿や唐代の観音像、四天王像なんかが印象的でした。 兵馬俑も本家から借りてきたのが4体ほどあり、明日の予定より一足早く見ました。 一階の特別展示は銅鏡。 その昔、日本や近隣諸国に送られたという銅鏡の出元はここだ!と言わんばかりの逸品の数々。 鳳凰や龍のレリーフが美しい。 |
Shaanxi Historical Museum 陝西歴史博物館一美しいと言われる、獣首瑪瑙杯。思ったより小さくて、印象が薄いナ。 見学後、売店の売り子をからかいつつ、土産の物色。ガイドブックまで割引してくれるのには驚いたものの、それもそのはず、館外ではもっと安い値段で売っていました。 |
Dayan Pagoda 慈恩寺大雁塔。 三蔵法師ゆかりの寺ということですが、周囲は大きな公園になっており、金曜日にも関わらず、カップルで大賑わい。 正直言って居づらい・・・。 小雨も降り出したので、塔にも上らずさっさと退散。 |