直線上に配置

Xian 2005

Hard Way
長期出張中の江蘇省から初めての遠出。
憧れの西安に行くことにしました。
熟考の末、行きは電車で15時間(翌朝から飛ぶ飛行機とあまり時間が変わらないのです)
しかし、硬座しか予約が取れませんでした。
この「硬座」というのをwebで調べると、色々恐ろしい噂が・・・。
Wangxinji, Wuxi
無錫までバスで行き、「王興記」で晩ゴハン。
有名な小籠包よりエビ雲呑の方が美味しかった。
ちなみに、看板をくぐると右と左に店があります。
美味しいのは左の高くて狭い方。
Wuxi
夜景が美しい無錫の駅前。
ハンバーガーを買って持ち込もうと、マクドナルド(無錫にはある!)に行くと、やたらと中国語の上手い外人発見。
イギリス人は、中国語でもカツゼツがイイね!
It's War Time!
さて、硬座。
自分の席に行くと、案の定他人が座っている(汗)
指定席券だったので、押しのけて窓際の席を確保。
駅に止まるたびに、荷物を上げる客でパニックが起きます。
戦争だぜ、これは。
Boneyard
喧騒と共に列車は西に向かって走る。
乗客も疲労でだらけまくって床に寝る始末。
「無座」とよばれる切符は基本的に立ち乗りなので仕方ないが、これは酷い。
まさに死屍累々。
私の対面のオバちゃんは、他の無座客を横目に3席をぶっこ抜きで寝ていました。
誰も逆らえない雰囲気で威嚇しまくり。
妙な緊張感と足元のヒーターの異常加熱の中、何とか朝を迎えた時には、少しずつ気力も戻って来ました。
西安まであと少し、あと少し。
Xian Railway Station
そして、昼過ぎ西安へ到着。
対面のオバちゃんはあと30時間乗り続けるそうな。
ウルムチは遠い。
Shaanxi Historical Museum
古都長安のお膝元として、古代から近代まで膨大な資料を擁する陝西歴史博物館。
バスを降りた後、ちょっと見つからなかったので、人に訊いたりしてたどり着きました。
敷地がデカい。
Shaanxi Historical Museum

唐三彩を初めとして、陶器の展示が多い博物館。
高そうな北宋の皿や唐代の観音像、四天王像なんかが印象的でした。
兵馬俑も本家から借りてきたのが4体ほどあり、明日の予定より一足早く見ました。

一階の特別展示は銅鏡。
その昔、日本や近隣諸国に送られたという銅鏡の出元はここだ!と言わんばかりの逸品の数々。
鳳凰や龍のレリーフが美しい。
Shaanxi Historical Museum
陝西歴史博物館一美しいと言われる、獣首瑪瑙杯。思ったより小さくて、印象が薄いナ。
見学後、売店の売り子をからかいつつ、土産の物色。ガイドブックまで割引してくれるのには驚いたものの、それもそのはず、館外ではもっと安い値段で売っていました。
Dayan Pagoda

慈恩寺大雁塔
三蔵法師ゆかりの寺ということですが、周囲は大きな公園になっており、金曜日にも関わらず、カップルで大賑わい。
正直言って居づらい・・・。
小雨も降り出したので、塔にも上らずさっさと退散。

次のページ

Xian2005トップ

Global Map

トップ アイコン

直線上に配置