四国放浪記 第1日目 長く暑い夜


かねてより行きたいと考えていた四国に、ようやく行く決心がついた。
計画は何もしていない。地図とガイドブックを1冊持って、とりあえず走り始めた。

浜名湖S.A.展望場所から眺めた浜名湖。

S.A.のLittle Mermaidでパンを買い、

日陰のベンチで朝食。

日陰でも、かなり暑かった。
明石海峡大橋。

初めて見る光景と踏み入る喜びで、

思わずカメラを手に取ってしまった。
淡路S.A.のView Pointから見た明石海峡大橋。
淡路S.A.のView Pointから見た大阪湾。
大鳴門橋。

走り始めて約10時間、ようやく四国に到着。
鳴門北I.C.で神戸淡路鳴門自動車道を降り、

高速道路下にある、「渦の道」に立ち寄った。

ここで鳴門海峡の渦潮が真近で展望出来る。

渦潮が見られる満潮時間(この日は16:40頃)が、

間もなくであった。(ラッキー!!)
「渦の道」に入場。

入場料\500を払い、約500m程淡路島方面に歩く。
通路の途中、床に窓がついており、

真上から渦潮を見ることができる。

まだ、満潮時間前なので、渦は見えない?

風の抵抗を緩和するためか、通路は金網状態。

強い風が吹いていた。
待望の展望地点。

時間もちょうど満潮時間になった。

が、残念ながら、結局この日は、

綺麗な渦は現れなかった。

実際、海流は激しかったが...。
千畳敷。

「渦の道」を出て、ちょっと歩いたところ。
「千畳敷」碑の奥で、大鳴門橋を一望できる。
鳴門スカイラインの展望台から見たウチノ海。
ひたすら走り続け、ようやく遅い昼食。

ガイドブックでチェックしておいた「びんび家」。

「びんび家」では、鯛めしを食べるつもりで入っていった。
店に入るとメニューを見る間もなくおばちゃんがオーダーを訊いてきた。
鯛めし以外にも、何かお奨めがあればと思い、とりあえずおばちゃんにお奨めを尋ねてみた。
お奨めが多くあるせいか、これといった決定的なものは宣言されず、刺身が挙げられた。
豊富なメニューは調理場のカウンター上に書かれており、
また、メニューで「鯛めし」を見つける時間を与えてもらえず、
つい鯛の刺身定食を頼んでしまった。頼んだ直後、鯛めしをメニューに見つけた。

オーダしてすぐに刺身が運ばれてきた。
ちょっと悔やみながら、口にしたが、これが絶品。歯ごたえ、甘み、改めて鯛の美味さを知った。
ますます、「鯛めし」が愛しくなった。

食事をしながらTVの天気予報に目を向けると、天気は明後日から崩れるとの予報。
いつもの如く私の行くところには、何故か雲が発生する。
残りの日照時間を無駄にしないため、明日は室戸岬で朝を迎える決心をする。

「びんび家」を出て、室戸岬までおよそ120kmの道程を、ひたすら走った。
国道55号を南下し、22:00頃室戸岬に到着。
宿の予約はしていなかったため、今日は車内で1泊。
最御崎寺そばの駐車場に車を駐車。
お寺とホテルのそばであったため、エンジンを止めた。
朝5:00に起き、6:00から800km以上運転していたため、流石に限界。
リヤシートを倒し、マットを敷き、窓を開けて、車内で横になった。
すると間もなく雷が鳴り、雨が降り始めた。
仕方なく車の窓を閉めたため、低温サウナ状態で寝るはめになってしまった。

朝暑さで目覚めたとき、ツユダク状態であったことは言うまでもない。





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