Chapter 1
2002 Nov.1st 18:05
「お疲れ様です」
上司の突き刺す視線をよそにいそいそと車に乗り込む。本来ならこの後は家路に向かい、来週の仕事に向けて充電を行うわけだが、今日に限っては家とは反対の方向に車を走らせている。向かった先は熊本空港だ。目的は言うまでもなく、いたスト関東オフ会出場である。GFじー殿が主催されているG2含めると、3回目の上京である。今回は仕事終了後そのまま上京することにした。理由は以下の通りである。
1.前回、当日の朝1の飛行機で向かったのだが天候の理由で遅れてしまい、出場者の方々に迷惑をかけてしまったから。(遅刻確定の場合は、事前連絡しましょう)
2.どうせ同じ旅費なんだから、長く楽しみたいから。(前日入りし、ボルテージを高める方もいらっしゃるようです)
空港で適当に時間をつぶして、いざ出陣!!
しかしよく考えたら
とんでもなく遠い寄り道をしている気がする
2002 Nov.1st 23:00
宿舎に到着!6時間前まで仕事をしていた人がいる場所じゃないな。はーこりゃこりゃ。中では、既にボルテージMAX状態の出場者の方々が「大貧民」(トランプ)を行っていた。そこに私も加わることになった。ちなみに、私を含めてこの日宿舎にいたのは6人だった。
それで、結果はというとスピーディ殿・Candra殿両名が2人勝ちでねーぽん殿が大貧民街道まっしぐらという感じである。貢ぎ続ける結果に。「最後の勝負の得点レートを10倍にする」という今までの勝負って一体?みたいな緊急ルールにもめげず、Candraが1位の座を守り抜いたのであった。
その後、あずまんがコートというUNOあずまんがVerのカードゲームをやった。結果は、かませいぬ大王一人負けだった。(ゲームのルールは風船殿のページにて)そして、各自明日のために充電モードに入るのであった。(要するに寝る)私はスピーディ殿とCandra殿と同じ部屋で寝るわけだが、奇妙な現象が起きていた。
電気を消して、寝る体勢の3人だが、やっぱりトークに花が咲くわけである。しかし突然、会話が途絶えそのまんま3人とも眠りについているのである。今考えると不気味だった。恐らくスピーディ殿・Candra殿も同じ考えだったのかもしれないが「おやすみ」を言うタイミングを失い、結局そのまま夢の中へ誘われるのであった。ただ私の脳裏にはひとつだけ心配事があった。
実は何らかの発作が2人に起きていたらどうしよう
と。
Chapter2へ続く