6:ベゼクリク千仏洞


トルファン市内から約40キロ北東の地点、火焔山を貫いているムルトゥク河の断崖に400mに渡って石窟がある。6世紀の高昌国の時代から始まり、西ウイグル帝国が栄えていた時代を経て、宋・元の時代に至る14世紀ごろまで寺院として開かれていた。Bezeklikとは、ウイグル語で「ペインティング(壁画)がある場所」という意味。破壊と侵食による傷みが激しく、現在ではそのほんの一部が残っているに過ぎません。修復作業中のため、60前後ある石窟のうち現在見学可能なものはほんの数窟で、17→26→27→33→31窟を見ました。