旅のノート 1


旅をした所はどんな標高?

そもそもタクラマカン砂漠の標高はどれだけあるんだ?
それにアルチン山脈の3680mの峠を越えて青海省のツアイダム盆地に入り、さらにもう一度アルチン山脈の4000mの峠を越えて、新疆ウイグル自治区に入るとツアーガイドには書いてある。
パミール高原のスバシ峠にも脚を伸ばす。
トルファンでは標高がマイナスのところも有るという。
車に乗っていれば全部連れて行ってくれるが、結構変化に富んでいて興味が掻き立てられる。
まあそんな事で、高度計を持って旅をすることになりました。
その高度計が示した結果を纏めたのが、上記のトレイル・プロファイルです。
上記の標高はあくまで私の持っていった高度計が示した値であって、地理上のものとは違います。
出発前と帰宅後に同一ポイントで高度計のチェックをしましたが、同じ値を示しました。
横軸は、車の走行距離で目盛っています。

1:峠ではガイドさんが標高を教えてくれましたが、私の高度計の方が100〜150m程低い値を示しました。
2:同じホテルでも着いた時と、翌朝では100m程標高の差が出た時もありました。気圧の変化が大きいのでしょうか?
3:タクラマカン砂漠は、大体1200±50m位でしょうね。
4:トルファンではいったいどんな値を示すのか、興味深々でした。結果は残念なことに、130mでした。ガイドさんは平均で30mくらいと言っていました。ものの本では60mとしているのもあります。ちなみに我が家が有る地点の標高20mは、帰宅後にばっちり示しました。

タクラマカン砂漠の年間の降水量が100mm、トルファンにいたっては25mmと言う。そんな所に行ったのに、ほんの僅かではありましたが4回も雨が降りました。バスのフロントガラスに水滴がつきましたからね。写真をクリックして下さい。

砂塵

竜巻

天気がが良いと、午後になると決まって竜巻がアッチコッチで起こっていました。50m先の視界が利かない程の砂嵐も何度もありました。其のたびに高度計の気圧が、急激に上がったり下がったりしていました。砂漠は意外と気圧の変動が激しいのでしょうか。そんな事で、高度も上手く捕らえることが出来なかったのかも知れません。