旅のノート1

1.パタゴニア

  「パタゴニア地方は大西洋に流れ込むコロラド河を境に、ほぼ南緯40度以  南の地を言う」と物の本にあります。その中で今回私達が訪れたのは、「南部パタゴニア」と言われる南緯49〜53度の地です。

地図の上での知識では「緯度で南に90度、経度で東に150度離れた所、地球の裏側より更に遠い所」と思っていました。ところがどうでしょう、いやー実に遠い所です。

北緯38度・東経141度を出発し、南緯53度・西経73度の「プンタアレーナス」の街まで実に66時間掛かりました。(チリのサンチャゴで1泊しています。)
別の言い方をすると「機内食がなんと6回」も出ました。帰路は5回です。

バリグ・ブラジル航空の成田⇔リオデジャネイロ便に搭乗。成田⇒ロサンゼルス⇒サンパウロへ。ここで乗り換えてアンデス山脈を越えてサンチャゴに向かいます。サンチャゴで1泊。

翌日国内線でプンタアレーナスに向かいました。ロサンゼルス⇒サンパウロが、特に長く感じられましたが赤道を挟んでN30度からS
30度へ、西から東へと経度で70度も移動するのだから仕方ないですね。

上の概念図で、赤丸印の所が今回訪れた所です。オトウエイ湾は、ペンギンのコロニーが有る所です。

背景の色は「氷河のアイスブルー」と呼ばれる色の一部を取り出しました。