3.蘭州・烏鞘嶺を越えて


3−1.沿道の風景

3−2.国道R312

烏鞘嶺に向かって徐々に高度が上がるに連れて季節が逆戻りをして行き、菜の花が咲き乱れる農村の風景が広がってきました。子供の頃によく眺めた風景です。遠くには、烏鞘嶺の峰々が聳えていました。山の麓を、蘭新鉄道の列車が走っています。

上海から遠くウルムチを越え、カザフスタン国境までまで伸びる国道R312号です。両側に菜の花の咲く田圃、その中を高く聳えるポプラに囲まれてまっすぐに伸びる道。この先に何があるのだろうと、ロマンを感じた瞬間でした。