2.蘭州・烏鞘嶺を越えて


2−1.黄土の山

2−2、麦秋

この山並を飛行機から見た時、私にはどんな山なのか想像出来ませんでした。樹木が無い・・高い山?それにしては、尾根や谷が丸みを帯びて穏やかな山並なのです。とにかく私の見たことの無い山容でした。地上で見て、やっと納得がいきました。これが黄土なのだ。年に一度会社も学校も休んで、全員が決められた所に植樹をする、そんな計画が進んでいるそうです。

麦の脱穀風景です。オート三輪で麦の上を走り回って脱穀し、そしてフォークでそれを高く放り上げて、風によって殻と麦とを選別していました。私の子供の頃に較べて、進んでいるのかなー?オート三輪は使わずに、足踏み式の脱穀機を使っていたのですが・・・。
後ろは「蘭新鉄道」の列車です.