パラオ来島最大の目的?!イルカとの触れ合いを求めてDolphins Pacificへ!
2月16日 水曜日

お天気はバツグン。
頼んでおいたタクシーが全然来なくて、頼みなおしてもらったりで、ちょっと焦ったけど、集合場所のチケットセンターまで、ホテルからタクシーで約10分で到着。
チェックインを済ませ、説明を受ける。ドルフィンパシフィックの施設まではボートで10分足らず。しかし、なんと施設のトイレが壊れているから使用できないというお達し。(☆o☆)
出発前に用を済ませ、ネコマリンの桟橋からいざ、ドルフィンパシフィックへ!
毎日近くの港からダイビングに向かった航路と変わらない・・・でも、ダイビングポイントに向かう途中にそれらしき場所は見かけなかった。
いったいどこにあるのだ?!

毎日近くの港からダイビングに向かった航路と変わらない・・・でも、ダイビングポイントに向かう途中にそれらしき場所は見かけなかった。
いったいどこにあるのだ?!
このブイはBouy6。
そう、2日目に潜ったポイント。
おおっ!ロックアイランドの影から何らや見えてきた。
桟橋に到着。スタッフのお出迎えを受け、長ーい浮き桟橋をテクテク。
メインの建物の1階に簡易ロッカーがあり、荷物はそこへ。施設内の説明を受けると共に、本日のイベントはじまりはじまり〜。

姫は『ワンデートレーナー』コース。
午前中のみの、『ドルフィンダイブ』や『ドルフィンシンフォニー』参加の方々と総勢20名くらいで基本コースの『ドルフィンエンカウンター』スタート。
上の建物の2階から、施設の全景を見渡す。
メインの建物と裏方用の建物だけが、固定されており、通路はうき桟橋。歩くと揺れるし、スロープになっているところは、ギシギシ音がする。
でもここはバリアフリー。車椅子の人も訪れることはもちろん、専用の車椅子に乗ったままイルカと触れ合える事も出来るのだ。
すばらしい。

イルカたちがいるプールは8つに仕切られていて、8頭のイルカが2頭ずつに分かれて管理されている。

目がはれぼったいルバックくん(左)。
色白のエコちゃん(右)と相性がいいらしい。
プールと言っても、海に仕切りを入れているだけ。
あるプールはサンゴが多かったり、あるプールは遊び道具があったりと、8つのプールは全て環境が違うらしい。そして、毎日数回、それぞれのイルカを組ごとに移動させているそうだ。

8頭のイルカはそれぞれ特徴があり、色白だとか、日焼けして皮が剥けているとか、そんな事よくわかんないよー。イルカはグレーだよ。
人が近寄るとイルカが寄ってくる。口に葉っぱをくわえている。
周りはロックアイランド。どんなにお掃除をしても散る葉は止められない。それを食べてしまうイルカは葉っぱを消化する機能がなく、それが胃に溜まって病気になっちゃうらしい。
そこで、イルカたちに葉っぱを取ってきたら、お魚のご褒美という訓練をしたそうだ。だから人が来ると葉っぱを持ってきて、お魚をねだるらしい。
ただ、むやみにゲストが葉っぱを受け取ってもご褒美はあげられない。そうすると訓練が無駄になってしまうので
そんなときはトレーナーを呼びましょう。

しかし、ムチャクチャかわいいっ!

Echo(エコ)ちゃん
カメも研究対象となっているらしい。
タイマイが2匹。イルカプールの一角に仕切られてたいけす?でぼんやりしてました。

イルカプールの脇から、ロックアイランドの茂みへ伸びる桟橋を進むと、そこは『マリンレイク』。
ダイビングのポイントにもなっている場所。
潜ったことはないけど。

水の中へは立ち入り禁止になっていたけど、木陰でのんびり出来るスペースで結構Good!
さて、施設の説明、見学の後は、イルカに大接近。
真ん中のプールに移動。腰くらいの水深になる足場があり、そこにトレーナーを挟んで左右に一人ずつ立つ。トレーナーがイルカを呼び寄せ、OKが出たらやさしくタッチ。おなか、背中、微妙だけど、質感が違う。感動の触れ合い。
そして、ひとりずつ、握手かキスをしてもらえる。姫はキスを選択。
残念ながら、この部分だけは各自のカメラ持ち込み禁止。(何でも過去に水中にカメラを落としてしまったり、それでイルカが怪我をしたりという事故があったそうで、それ以来禁止になっているそうだ。希望者には、握手かキスのところだけは、カメラスタッフが(有料で)撮ってくれる)
お次のイベントは『ドルフィンシンフォニー』

ライフジャケット装着で、イルカとシュノーケリング。ワンデートレーナーコースは午前午後それぞれシンフォニーコースに参加できるので、まずは1回目。

アリエルちゃんとロキシーちゃんと戯れる。


Roxy(ロキシー)ちゃん

Ariel(アリエル)ちゃん
頭が一番いいらしい。
二人(あえて)ともとてもおりこうさん。
ちゃんとゲストと触れ合えば、ご褒美がもらえることをちゃんとわかっている。

ライフジャケット装着が悔しい。
フリーダイブのコースもあるが、これは開催曜日が限られている。何でも、人が潜水するとイルカたちは興奮するらしい。そして今は繁殖期。ヒレにつかまって泳ぐというナイスなプログラムも興奮してしまうので一時中止中。その分、シュノーケリングタイムが4分長く、通常8分のところ、12分だった。
(ああ、細かい^_^;)
無理やり頭を水中に入れて、写真を撮る姫であった・・・
ランチタイム。
ここのトイレは壊れているので、一日我慢できればいいが、それも体に悪いので、お弁当とドリンクを持って、いったんマラカル島のチケットセンターに戻る。


ちょうど食べ終えたところで、友人と偶然に遭遇。彼女はオプショナル島内観光のお仕事中。午後からドルフィンパシフィックを訪れるお客さんを連れてきたそうだ。
パラオは狭い!
ドルフィンパシフィックに戻り、午後のコースのスタート。
ワンデートレーナーコースは姫をいれて後二人。トレーナーさんとマリンレイクの木陰でトレーニング疑似体験。
「クリッカー」というドギーマンと言うメーカーで市販されているペットのしつけ用の指先で鳴らす小さなカスタネットのような道具。実際のイルカの訓練は高音がなるホイッスルを使用しているが、要領や効果は同じとのこと。
どういう行動をどのようにして覚えさせるかについてレクチャーを受ける。納得の方法だ。
その後、実際に一人一人、トレーナー役とイルカ役になり、トレーニングゲーム開始。
イルカ役になった人は、トレーナーのクリッカーの音をたよりに、動く。トレーナー役はクリッカーを鳴らすか、鳴らさないかの方法で、やらせたい行動に導く。面白いっ!


その後は裏方用施設見学。
まずはイルカたちのお食事用厨房。大きな冷蔵庫と冷凍庫。主食の「ししゃも」とおかず(?)の「サバ」と「イワシ」。全て急速冷凍された輸入品で人類用である。「ししゃも」はオス。私たちが食べる「子持ししゃも」では、カロリーが高すぎるし、栄養が偏るらしい。といいつつも、「Dolphins Diette」と銘打たれたホワイトボードに8頭のイルカたち週間給食表が書かれており、1頭につき、一日約2万キロカロリー!(☆o☆)
解凍された魚は、一匹一匹選別され、傷ものは除外される。少しでも傷があれば、そこから雑菌が入り、それを食べたイルカが病気になる恐れがあるからだそうだ。
獣医さんの部屋にはビタミン剤や栄養剤がいっぱい。これも人類用。体重にあわせて足りない要素を補うそうだ。
そして、最近日本でも流行はじめた?パラオ特産「ノニジュース」。墨汁みたいな色、香りは表現できない・・・
イルカたちは毎朝、体温測定や新しい傷がないかどうか、ボディチェックを受けており、毎日が健康診断。
凄まじい過保護?徹底振りである。

さてさて、メインイベント!
ジャンプ、スピンジャンプ、両手でバイバイを実演していただく。ご褒美にはししゃも。
両手をアルコールで消毒し、(これも人の手には雑菌があるからという理由から。餌を触るときは必ずアルコール消毒。)

右手を胸元から頭上へ一気に上げると目の前にいたEchoちゃんが、左手方向へヘッドファストで潜水。
ぐるっと中央へ戻ってきてジャーンプッ!

続けてもう一度ジャーンプッ!

ご褒美にししゃも。
次はスピンジャンプ。
右手で反時計回りに手をクルクルすると、
水面にぐぐーっと体を突き出してクルクル。


そしてご褒美のししゃも。
最後はバイバイ。
両手を前に突き出して、バイバイをすると、Echoちゃんもムナビレでバイバイ。


そしてまたししゃも。合図どおりに出来たら、その都度ご褒美。そうしないと、間違ったことをしたと思って戸惑ってしまうそうだ。簡単なようで難しい。。。
二回目の『ドルフィンシンフォニー』はEkei(エイケイ)ちゃんとJ(ジェイ)くん。

Jくんが一番年上。
5歳で人間だったら中学生くらい。
名残惜しくもトレーナー体験終了。
16時にマラカルに戻り、ネコマリンのショップで
Kissしてもらった写真をCDで購入。 それがこれ→

とても優しい気持ちになれた、穏やかな一日でした。
安くはない料金だったけど、大満足。
イルカちゃんありがとう!


レイラちゃんからKiss!

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