2018.06.09 左:7:17瓦町駅 志度線ホームの624/623号車両 中左:624号運転席 中右:八栗駅の図 右:八栗駅の時刻表 緑矢印:到着時刻 黄色は帰路の通過時刻 八栗駅発7:47発。 線路脇(というより水路脇)を東進し、突き当たった車道を左折。角にスーパーらしき店舗があったが営業前で餌入手NG。 200mほど北上し、北東に進む道に入る。 山頂にはガスが巻き、形がまったくわからない。進むにつれ、ピーク付近まで所々晴れ上がるがすぐにガスが遮り、全体像が判りにくい。 道なりに1.6−7km進むとケーブル駅に着く8:25頃。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:8:01八剣山方向 中:8:12ため池堰堤からの八剣山方向 右:8:23八栗登山口駅下部からの八剣山方向
駅の売店で食糧を探すが、土産物店らしく高知県産のゼリー程度。 五剣山のピークに登れるかと聞くと、 『今はお寺が立入禁止にしている。滑落して無くなった方が入るのでやむを得ずの処置。 入山路はフェンスで入れないようにしているが、黙って(=自己責任で)入る方もいるらしい。』との話。 5分後出発。傾斜がきつくなり始めた傍らの茶店に、草餅らしきが売られていたりして。 鬱蒼とした木陰の湿っぽい急登を進む。元気な参拝者2名ほどに追い抜かれるが、その後を進む。 道は逆くの字に曲がり、高見に登って行くが、やがてお迎え地蔵につく。8:50 ガスはすっかり上がっている。 ここから見える山頂は、見上げる格好となり全体像は判らず終い。 向かって左手から一の峰〜四の峰が高く見える。五の峰は崩れたとかで、一番高い四峰の右の平べったい所らしい。 西隣の屋島の山腹には、車道が斜めに走っているのが判る。 さらに4−5分進んで本堂着。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:8:40八栗寺の鳥居 中:8:54お迎え地蔵から五剣山 右:8:59八栗寺本堂と五剣山 寺の本堂に着くと、その上部にある中将坊堂への鳥居(入口)には通行止めを示す三角コーンと通せん棒があり、「倒木あり 危険ですので参拝禁止とさせていただきます」のお札付。 本堂脇の別の中将坊堂への入口にも三角コーンと通せん棒。こちらは「入山禁止」のお札付。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:9:01中将本坊への入口鳥居 中:9:00本堂前の案内看板 右:9:08入山禁止の案内 その禁を破って中将坊堂まで行くと、中将坊堂の直上には落っこちそうな枝があり、 横の通夜堂の屋根には倒木が乗っかかっていたりする。 やはり危ない所。通夜堂の右手にあった山頂への道は、フェンスで遮られ、「落石危険に付き入山禁止 八栗寺」の看板も。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:中将本坊と落っこちそうな枝 中:9:00通夜堂上の折れた枝 右:入山禁止のフェンスと看板 この先、入山禁止。で、自己責任の世界。 フェンスを乗り越える元気はなく、本堂前の絵地図と、2万5千分1地図をたよりに別ルート選択。 迷うところは少ないが、当然の事ながら案内標識は皆無。 土のある所は、降雨時は滑りそうな所もあり、岩場の部分は梯子+ロープはあるものの滑落の危険は多いにあり。 火山角レキ岩のあるところは、出っ張り(=礫の部分)はつまづきやすい厄介者で、進行方向&足元を交互に見つつ進む必要に迫られる。 もっとも出っ張りは固く、ちょうど握れるぐらいの大きさ&凸凹が多くて、掴みやすく移動に便利。 が、調子に乗って礫に手をかけてぶら下がッたとたん、ぼろっと崩れてしまい、冷や汗もの。 ためしに別の礫を上下・左右に揺り動かすとやっぱりボロっと外れてしまった。高度差のある地点では控えた方がよさそう。 凝灰岩の部分(礫を取り除いたくぼみ)に手をやると、指先ぐらいでは崩れないが、け飛ばすと割れるところも。 山中の眺め。以下順不同。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 山中の看板&石碑 左:第5峰俯瞰 中:宿坊俯瞰 右:修行場 入山禁止エリアを抜け、宿坊=ケーブルカー山上駅に移動する。 近くの食事所でワカメうどん(大汗をかいた身にとって、ワカメの塩は有りがたいがもう少し抜いていて欲しかった)を食し、暑い道を下る。 帰路、宿坊方向を振り返ると、稜線上の人工物が見えた。五峰の始まり(A地点)と中間(B地点)。拡大すると次の通り。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 11:40左:11:40A地点拡大(20段ほどの梯子) 中:宿坊から見上げたA地点、B地点の位置 右:11:40B地点拡大(ほこら) 志度寺・六万寺方向への車道(裏参道)を下る。源平屋島合戦古戦場の石柱が所々ある。 現在地;源氏ヶ峰とあるが、5分ぐらい進むとその登山口が現れる。もっとも、その先にイノシシ捕獲用のオリが見えたりして・・・。 2分後、志度寺と六万寺の分岐を右に取る。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:11;54源平屋島合戦古戦場の石柱 左中:源氏の峰登山口 右中:志度寺と六万寺分岐点道標 右:12:08大谷池(池の向こうに六万寺) 六万寺前を通過して六万寺駅に着き、山行を終えた。駅前からは、真正面に五剣山を見る。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 左:六万寺 中:12:32六万寺駅前からの五剣山 右:12:34六万寺駅ホーム 帰路、瓦町駅でばたばた。 1番線が高松築港行きと思って待っていたが、隣のホームの3番線にも高松築港行きが停車。あわてて階段をかけ上がるが降りる前に発車してしまう。 時間つぶしにトイレに行って、元の1番線に戻りやってきた電車に乗るが、ポケットに入れた切符が無い。 瓦町駅での騒動の際に落としてしまったらしい。結局終着駅で再度運賃を払うことに。 高松駅でうどんを食し、缶ビールを持って高松城趾に入る。東屋で靴を脱いで涼みながら飲み干し、2時間強暇つぶし。 コインロッカーから大物荷物を引き出し、今宵の宿行きのバスに間に合うよう10分前に行くと、最期の一人であった。 夕日の見える宴会場でビールを飲みつつ写真を撮りつつ・・・・・。 ↓青枠線の絵はクリックすると拡大可 2008/06/09 瀬戸大橋の夕日 2008/06/09 夕日 第5峰が低くなった件を調べてみると、 第5峰は北と南に2つのピークが有り、2つとも300年ぐらい前の地震で、倒れる様に倒壊したとある。 (下記赤字部分をキーワードにNET検索可)。 出典:(土木学会第58回年次学術講演会(H15年9月)V-197 1707年宝永地震による讃岐五剣山の山体崩壊香川大学) コースタイム: 実績 実績:八栗駅−1.12−八栗寺−0.57−六万寺駅 |