1905年、アメリカ バージニア州で日曜学校の教師をしていた女性が亡くなりました。3年後の5月10日の礼
拝で娘のアンナが参列者に白いカーネーションを渡して、お母さんを偲びました。それがきっかけでアメリカ各地
で5月の第二日曜日に母に感謝する行事が始まったそうです。日本でも、1912年にはキリスト教会で、同じ行
事が行われ始めたとか。
2月の花の水彩画教室では、この花をお手本にしてみました。モデルを探して花屋さんに出掛けてみると、店
頭には実にさまざまな種類のカーネーションが並んでいます。改めて調べてみると、その種類たるや数万種に
及ぶのだそうです。何百年もかけて品種を育成してきた結果ということですが、ほぼ一年中出回っている花でも
ありますね。
なにはともあれ、シンプルな赤いカーネーションを買って、スケッチを始めたのですが、花びらの重なり合ってい
る表現がなかなかうまくいかなくて、苦労しました。
でも、菊と並んで大変日持ちのする花なので、その点はありがたいことでした。なんといってもじっくりと観察す
るのが大切ですからね。
さらに日持ちをよくする方法として、切り口を洗ってから少し切り戻して、花瓶の中をよく洗ってきれいな水を入れ
ることなどを実行しています。日持ちをよくする方法としてこんな方法もあるそうなので紹介します。それは花瓶の
水に濃度3〜5パーセントになるように砂糖を入れてやると、養分ドリンクの役目をするのだそうです。甘いものが
大好きな私としては、分かるような気もするのですが、まだ試してはいません。
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