ゴシキノジコは美しい小鳥です。頭の部分は瑠璃色でお腹は赤、喉のあたりに黄色のぼかしが広がっていて
とにかく目立つんです。
と見てきたようなことを書きましたが、私はこの鳥を知りません。ただ、世界小鳥図鑑に載っていて、こんな紹
介がされていました。
体長11センチほどのスズメ目の小鳥で、草の種を食べて生活しているのだと。
アメリカはテキサス州などの人家の近くに住んでいるのですが、とても臆病で人の目に触れることはなかなか
無いということでした。
もしかしたら一生出会うことはないのかも知れないので、絵の中に登場してもらって、その囀りもまた想像する
ことにしました。
小鳥図鑑を開いたのは5月10日から始まるバードウイークもありますが、ベランダに登場した小鳥の名を調
べるためでした。
冬の間一日も欠けることなく訪れていたメジロたちが来なくなり、少し寂しさを感じていたある朝、メジロより一
回り大きい鳥のつがいが、ベランダに現れました。(もちろん、ヒヨドリではありません)
彼らが一心不乱にしていることはと見れば、大きく膨らんだ菜の花の種を啄んでいるのでした。そういえば、
そろそろ収穫して来年に備えようと実るのを待っていた菜種だったのですが。
まあ、去年の残り種がどっさりあるから今年は小鳥たちの朝ご飯に進呈しましょう、ということになって、夫と
二人久し振りのバードウォッチングを楽しんだのでした。それにしても・・・と思うのです。あの鳥はいったい何と
いう名前なのでしょうね。メジロより一回り大きくて、全体的に茶色で菜種を好んで啄む小鳥です。
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