旧小野家住宅
Ono



 
市指定文化財
旧所在地・福島県伊達郡伊達町大字伏黒字南屋敷17番地
建築年代・明治6~7年(1873~1874) (推定)
面積・337.70㎡ (91.57坪)
構造・木造 半切妻造(あづま) 中二階建 茅葺
復原年・昭和57年(1982)3月
旧小野家は戦前まで蚕業先進地であった県北地方の養蚕農家です。
一階各室の床には、蚕業時期の保温を目的とした炉が切られ、東端の下屋は糸取場として使われました。足場式中二階と屋根裏も蚕室として利用され、明かりを採り入れる工夫として半切妻(あづま)屋根になっています。このあづま屋根は県北地方の養蚕農家の代表的な特徴です。 (福島市民家園発行パンフレットから一部改訂)



 

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