清田家住宅
Kiyota



旧富合町指定文化財 (平成18年12月20日指定)
熊本市指定文化財 (平成21年6月15日指定)
熊本県熊本市南区富合町釈迦堂字土位ノ内22
建築年代/明治9年(1876)
用途区分/地主(武家の系譜を引く)
指定範囲/主屋・長屋門・米蔵・外塀・内塀
公開状況/公開?

平成の町村合併により熊本市に吸収された旧富合町域に所在する地主住宅である。市の南部を流れる緑川の堤防下に在り、堤防道路を走っていると品格漂う大規模な屋敷は否が応でも目につく。そもそも当家は細川家が豊前国を領した頃に臣従したと伝える武家で、明治維新後に城下屋敷から知行地であった当地に移り住み、地主業に転じたとのことである。屋敷配置は武家屋敷の系譜を引くというよりも庄屋屋敷の風情であるが、屋敷正面に2階建ての長屋門を構え、武家時代の格式の高さが窺える。
 


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