成清家住宅



 
国指定重要文化財 (平成26年9月18日指定)
日出町指定文化財 (平成3年12月25日指定)
大分県速見郡日出町2663
建築年代/大正4年(1915)
用途区分/実業家(鉱山主)
指定範囲/主屋・東離れ・北離れ・土蔵・正門・土地
公開状況/公開 (的山荘・旧成清家日出別邸)

日出藩木下家25000石の居城・日出城は別府湾に面し、その石垣下からは真水が湧き出し、獲れる鰈は「城下かれい」の名で美食家達の垂涎であった。三之丸跡に建つ当住宅は「的山荘」の名称で「城下かれい」を供する料亭として有名な存在であったが、そもそもは杵築市山香町にあった馬上金山の鉱山主であった成清博愛が大正期に別邸として営んだ大屋敷であった。馬上金山は大正3年には日本一の産出額を記録する程の大鉱山で、当住宅には総工費25万円という莫大な費用が注がれたという。





 

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