萱島酒造



 
登録有形文化財 (平成10年1月16日登録)
大分県国東市国東町綱井392-1
建築年代/昭和8年(1933)
用途区分/商家(酒造業)
登録範囲/主屋・離れ・井戸屋形・煙突・旧ムロマエ・旧麹室・仕込蔵・中蔵・米蔵・北蔵・木塀・門口倉庫・裏門・冷蔵蔵
公開状況/非公開

豊予海峡に突き出す国東半島の東端に所在する明治6年創業の酒造屋敷である。九州北部の愛飲家の間では当家が醸造する「西の関」という銘柄はかなり有名で、幾度も品評会で金賞を受賞するばかりでなく昭和38年に全国に先駆けて吟醸酒を一般に売り出したこともあり、評価も頗る高い。国道213号線沿いに建つ邸内には明治27年頃から昭和10年にかけて整えられた多くの酒造施設が建ち並び壮観である。通常の屋敷構えと異なり、主屋よりも酒造施設の存在が際立つのは当家の酒造本位の精神の顕れであろうか。





 

一覧のページに戻る