梶原家住宅
Kajiwara



 
登録有形文化財 (平成19年7月31日登録)
大分県速見郡日出町豊岡字本町988-1
建築年代/明治40年頃(1907)
用途区分/商家
登録範囲/主屋・土蔵
公開状況/非公開

国東半島の西南端に位置し別府湾を臨む豊岡集落は、現在でこそ日出町域に含まれてはいるが、藩政期には頭成と称した豊後森藩の飛地で、内陸部にあった当藩唯一の外湊であった。往時には参勤交代の発着や年貢米の積出港として栄え、水軍の系譜を引く久留島家の水主達や多くの商人が集住する在町として発展したという。当住宅は嘗ての面影を僅かに残す集落の中央部に所在し、「亀屋」の屋号で江戸時代末期〜明治期において反物の仕入・販売業を営んだという商家である。建物は1904年の大火より3年後に再建したと伝えられる。





 

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