帆足家住宅 Hoashi |
登録有形文化財 (平成17年11月10日登録) 大分県大分市大字中戸次4361 建築年代/明治39年 用途区分/ 登録範囲/主屋・新座敷・裏二階・穀物蔵・道具蔵・味噌蔵・質蔵・湯殿及び風呂・井戸上屋・門・塀 公開状況/非公開 【不老館】 大分市南郊の町・戸次本町は、大野川沿いの交通の要衝であり、藩政時代においては旧臼杵藩領の在町として栄えた土地柄である。この町の中心部に広大な屋敷を構えるのが戸次市組の大庄屋であり酒造業を営んだ帆足本家であり、当住宅はそれに隣接して建つ分家住宅である。本家が主屋を門塀で囲む屋敷型を採るのに対し、当家は主屋を日向街道沿いに東面させる町家型の配置。大野川の氾濫に備えて敷地を高上げし、前面に石段を積む様子は他家にはなく、豪家としての風格を醸している。 |