梅ヶ枝酒造
Umegae Brewery


 
登録有形文化財 (平成14年3月12日登録)
長崎県佐世保市城間町317
建築年代/安政7年(1860)
用途区分/商家(酒造業)
登録範囲/主屋・住居・貯蔵蔵・瓶詰所・旧北蔵・旧仕込蔵・旧むろ
公開状況/店舗として営業中

大村市から佐世保市へと大村湾沿いに北上する国道から、先頃の倒産騒動で再注目されたハウステンボスへ到着する少し手前で脇に逸れ、東の方向へわずかばかり車を走らせたところに当家は所在する。田園地帯の真ん中に構えられた比較的規模の大きな屋敷なので迷うことは無い。酒造業を営んでいるからには、酒造りに適した良い水が豊富に湧き出ることが立地条件として欠かせないことであろうが、裏腹の関係として屋敷脇のすぐそばに河川が流れており出水等で悩まされることもあったに違いないような地勢である。そのため屋敷の周囲には石垣を積み上げ、地面を一段高く造成しているばかりでなく、主屋に入れば異様な程の高い床に驚かされる。ざぞや年寄りには出入りが大変ではなかろうかと思う程である。広い屋敷地のほぼ中央に主屋があり、書院や酒蔵が周囲を取り巻く。これら付属の建物も登録文化財に指定されている。当家の醸造する酒に冠せられる「梅ヶ枝」という言葉は、屋敷から東方に臨まれる日石岳という山の麓に見事な梅林があるそうで、これに由来するものらしい。なかなか芳醇な良いお酒を造っておられる。訪問の際には大吟醸酒を求められると良い土産になること請け合いです。



 

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