釘町家住宅
Kugimachi



無指定・公開 【佐賀県遺産認定】
佐賀県武雄市東川登町永野6793
建築年代/19世紀中頃
用途区分/在郷武家・地主
公開状況/蕎麦屋として営業中

日本の近代建築の黎明期に活躍した建築家・辰野金吾の設計として名高い楼門風建築があることで有名な武雄温泉から、美人の湯として名高い嬉野温泉へと続く国道34号線沿いの武雄市南郊に建つ在郷武家住宅である。以前から、この道を通るたびに普通の農家建築とは異なる厳かな風情に魅入られていたが、平成18年に佐賀県遺産に認定されて世に知られることとなった。正面からは直屋に見受けられるが、上手の座敷と下手の土間を後方に突き出す「くど造」となっている。現在は蕎麦店として活用されている。
 

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