寺村家住宅
Teramura



登録有形文化財 (平成17年7月12日登録)
高知県安芸市土居993-1
建築年代/明治後期
用途区分/医家
登録範囲/主屋・長屋門・離れ・蔵・塀
公開状況/非公開

平成24年に重伝建地区に選定された県東部の安芸町の土居廓中に所在する旧医家住宅である。当住宅は元々は安芸を治めた土居付家老・五藤家の家臣・小牧家の屋敷地で、禄高100石、騎馬身分の上級武家屋敷であった。幕末に当家から出た小牧天山、米山兄弟は漢学者として著名な存在。屋敷は土居廓中の最も南に位置し、表に武家風の重厚な長屋門を構えるが、建物は全て明治中期から屋敷の主となった医師の寺村氏が整備したもの。主屋も診察室が併設されるなど完全に医家住宅と化している。


 

一覧のページに戻る