関川家住宅
Sekikawa



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国指定重要文化財  (昭和49年2月5日指定)  
高知県高知市一宮1819
建築年代/文政2年(1819)
用途区分/郷士
指定範囲/主屋・道具倉・米倉蔵
公開状況/公開

当家が所在する一宮は、その名のとおり土佐国の一の宮である土佐神社が所在する集落で、住宅は参道入口を少し外れた県道384号線沿いに在る。ちなみに県道はかつての国道32号線で、北山街道と称する瀬戸内側に繋がる大動脈であった。平野部における郷士住居の典型とされ、座敷を前方に突出させた鉤屋造となっている。土間上部の桁梁に角材が多用され、格調高い座敷部の設えに農家建築とは異なる武家住居としての折り目正しさの様なものが感じられる。県を代表する民家建築と云えるであろう。


 

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