野村家住宅 Nomura |
登録有形文化財 (平成12年10月18日登録) 高知県安芸郡奈半利町乙2578 建築年代/大正11年(1922) 用途区分/地主(倉床) 登録範囲/主屋・東石塀・南石塀 公開状況/非公開 奈半利町の中心部より少し北に所在する。この場所が藩政時代に藩に貢納する年貢米の集積地で「倉床」と称されたことが案内板に解説されているが、当住宅との関連性はよく判らない。そうした来歴を聞くと米蔵のような外観の住宅にも思えるが、建築年代は大正年間であるので全く関係ない。ただ、住宅の南東に廻らされた石塀は浜石を半割りにして小口を表に隙間を土で固めながら積み上げ、頂部に瓦を置いたもので、相当に手間のかかる造作であることは間違いない。 |