中平家住宅
Nakahira



中平家は中世における四手城主・中平隠岐守重能を開祖とする。十和村での中平家の台頭は室町中期の長禄年間(1457-1459)に始まり、江戸末期の寛永5年(1852)から中平道助重清を初代として明治に至る17年間、3代にわたり大井川と四手両村の庄屋を務めている。この屋敷は、この地が土居という字名で呼ばれていることから、大井川城に勤める武士の館の跡地に建てられたものであろう。現在の屋敷は中平家の当主・行雄氏の祖父・茂久治氏が一代で財を築き、明治中頃から順次改築したものである。(現地案内看板より)


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