米岡家住宅
Yoneoka



 
無指定・公開 (現在は内子町の所有)
愛媛県喜多郡内子町内子3023
建築年代/寛政5年(1793)
用途区分/商家(薬屋・小間物屋等)
残存建物/主屋・
公開状況/公開 【内子町立町家資料館】

昭和57年に県内で最初に重伝建地区に選定された内子町八日市護国地区の南端、坂町に所在する商家建築である。伝建地区を代表する櫨蝋製造で富を築いた芳我一族の豪壮な邸宅とは対照的に間口4間半程の一般的な規模の建物であるが、重文指定の大村家に次いで古い民家建築として貴重である。左官業を営んだ旧所有者の米岡家が当住宅を購入したのが大正5年のことで、明治期には小間物屋や薬屋として用いられていたらしい。2階前面の虫籠窓は小さく、明らかに明治期の町家と様相が異なる。




 

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