広瀬家住宅
Hirose



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国指定重要文化財 (平成15年5月30日指定)
愛媛県新居浜市上原2-3904-2
建築年代/明治10年(1877)
用途区分/実業家
指定範囲/主屋・新座敷・離れ・金物蔵米蔵・門番所・乾蔵・表門
公開状況/公開

江戸期から続く豪商として天下に名を知られた財閥・住友家の経済基盤は、新居浜北方の山中にある別子銅山にあったことは知る人ぞ知るところである。当住宅はその銅山支配人であるとともに、後に住友家の総理代人をも務めた広瀬宰平が明治18年頃より整備した近代和風邸宅である。市街を眺望する新居浜市北郊の高台に築かれた邸宅は往時そのままに残り、その建造物の大半は当地より北へ4km程の久保田地区にあった旧邸から移築したもの。洋式の要素も若干取り入れた素晴らしい建築である。


 

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