湯川屋敷



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萩市指定史跡 (平成5年12月1日指定)
山口県萩市川島67
建築年代/不詳(安政年間?)・明治3年改築記録あり。
用途区分/武家(樋番屋敷)
指定範囲/主屋・長屋門・台所・表付属屋
公開状況/公開
城下町・萩は阿武川の三角洲に形成された町である。その突端部、すなわち阿武川がこの三角洲により西に松本川、東へ橋本川に分岐する地点に当住宅は所在する。地理的に城下では最上流部に位置していた関係から、城下を廻る用水路がこの場所から引き込まれ、当住宅はその水門の管理を行う「樋番」屋敷として用いられていたことがを判明している。禄高23石の湯川家がこの屋敷を購入したのは明治初期のことで、屋敷西側を流れる用水路(藍場川)から屋敷内に引き込まれる水路が良い風情である。


 

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