若胡子屋
Wakaebisuya



 
広島県指定史跡 (昭和15年2月23日指定) 
広島県呉市豊町御手洗字天神149-1
建築年代/享保9年(1724)頃(推定)
用途区分/茶屋
公開状況/公開

平成20年の豊島大橋の開通により、ようやく本土と繋がった大崎下島東端にある御手洗集落に所在する旧茶屋建築である。いわゆる遊郭と称される類の住宅で、享保9年に藩から公認を受けた頃に建てられたと推測されている。往時には40人もの遊女を抱えるほどの大店で、集落背後の高台から見渡すと間口6間、奥行10間の主屋は集落でも突出した規模の建物であったことが容易に知れる。廃業後に寺院として用いられたため内部の改造は著しいが、規模の割に一列系の単純な間取りであったとの事だ。





 

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