鞆の津の商家



福山市指定文化財 (平成4年5月27日指定) 
広島県福山市鞆町鞆606
建築年代/江戸時代末期建築
用途区分/商家(漁網製造販売)
指定範囲/主屋・土蔵
公開状況/公開

呉服屋として建てられ明治20年頃まで使用され、その後は船具屋、漁網製造と変遷した。明治27年には「鞆製網合資会社」という漁網製造企業の所有であったことが判明している。この会社は機械式製網を行い全国に販路を持ち、北海道、中国、韓国、東南アジアをも商圏とし、従業員は60人程であった。平成4年より「鞆の津の商家」として公開。また江戸末期建築の米蔵を明治末期に主屋横に移築して内蔵とした土蔵部は、現在鞆の浦歴史民俗資料館の収蔵施設として活用されている。




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