春風館頼家住宅
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国指定重要文化財 (昭和63年12月19日指定)
広島県竹原市本町2-3873
建築年代/安政2年(1855)
用途区分/医家(儒医)
指定範囲/主屋・長屋門・裏座敷・納戸蔵・米蔵
公開状況/非公開

重伝建の町・竹原には江戸期の学者・頼山陽に代表される頼一族発祥の地として3軒もの文化財指定を受ける屋敷が残されている。1軒は祖父・惟清の住宅、残りは宗家を継いだ叔父・春風の屋敷・春風館と彼の孫・確の屋敷・復古館である。当住宅(春風館)は紺屋を営んだ惟清の息子達のうち、長男・春水、三男・杏坪が儒官として広島藩に仕えたため、医師となった次男・春風が宗家を継ぎ、竹原に居を定めたことに始まる。長屋門を構え、主屋正面に式台玄関を設える様子は武家屋敷風と云われている。



 

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