柴屋
Shibaya



呉市指定文化財 (平成16年3月15日指定)
広島県呉市豊町御手洗字常盤町174
建築年代/江戸時代(安永6年(1777)頃)
階層区分/庄屋・町年寄役
指定範囲/主屋(向座敷)
公開状況/公開
重伝建地区に選定される御手洗集落の中心、常盤町に所在する商家建築である。柴屋は隣村・大長村の庄屋を務めた高橋家の屋号で、御手洗町に長男が分家し移住した後には町年寄を務め、大長村とは別に御手洗に町庄屋が置かれた際には最初にその職に就いたという。当住宅はそもそもは2つ分かれており、主屋は通りを挟んだ向かいにあり、当建物は向座敷であった。藩侯視察時の本陣として用いられることもあったが、文化10年(1813)に当家が製塩業で失敗し没落したのち、菊本家が金物屋を営んだ。
 



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