高戸家住宅
Takado



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岡山県指定重要文化財 (平成10年3月24日指定)
岡山県浅口市鴨方町鴨方240
建築年代/貞享4年(1687)以前
用途区分/商家(庄屋・油商)
指定範囲/主屋
公開状況/公開(伝承館)

鴨方は寛文12年(1682)に岡山藩祖・池田光政の次男・政言が本藩から分知を受け岡山新田藩が成立した際、その所領の中心となった在町である。当住宅は鴨方往来沿いに展開する町場の中心に所在する商家建築で、主屋は貞享4年に修理を行った旨の棟札が発見されたことから県下最古の町家とされる。しかし余りに端正で定型化された外観や、室内における正形の間取りに整った用材等から古式を感じることは甚だ難しい。逆に江戸初期の町家建築に対する従来の概念を見直すべきなのだろうか。




 

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