大賀家住宅
Ooga



 
登録有形文化財 (平成14年7月16日登録)  
岡山県岡山市今保755
建築年代/江戸時代後期
用途区分/在郷商家(畳表商)
登録範囲/主屋・表門・離座敷・内蔵・土蔵・二階座敷・納屋・雑具物置及び荷揚納屋
公開状況/非公開
岡山市西郊の笹ヶ瀬川と足守川の合流点に形成された三角州扇状地突端の今保集落に所在する在郷商家である。今保は江戸期には内陸部と瀬戸内海を繋ぐ河川交通の要衝として岡山藩港が整備された場所で、現在でも往時を偲ぶ船溜りが残る。当家は県西部の特産品であった畳表の取引を江戸中期より始め、庶民の生活水準の向上と相俟って順調に商売を拡大、幕末には苗字帯刀も許される程の冨商に成長している。旧港に掘割で繋がる特別な立地条件にある屋敷には、そこはかと無い品格が漂う。





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