野﨑家住宅
Nozaki



 
国指定重要文化財  (平成18年12月19日指定)
岡山県倉敷市児島味野1-11-19
建築年代/天保4年(1833)
用途区分/製塩業・地主・大庄屋格
指定範囲/主屋・玄関棟・表書院・長屋門・御成門・内蔵・夜具蔵・大蔵・書類蔵・新蔵・岡蔵・味噌蔵
公開状況/公開

恐らく現存する江戸期の民家建築の中で最も大規模な住宅に違いない。当住宅は四国と連絡するJR瀬戸大橋線の岡山県側の最終駅である児島駅の西北に所在する大塩田主の邸宅で、現在は野崎家塩業歴史館として公開されている。屋敷内に林立する多くの建物群のうち、屋敷北半に居並ぶ土蔵群は明治期の建築であるが、それ以外の主屋や長屋門、表書院等の主要な建物は天保年間に整備されたものである。大庄屋格の豪商とはいえ、江戸期の封建制の中でこれ程の屋敷が許されたことに驚く。




 

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