風早家住宅
Kazahaya



 
登録有形文化財 (平成19年10月22日登録)
岡山県総社市上林1214-1 (昭和47年移築)
旧所在地・岡山県山手村地頭片山
建築年代/明治時代初期
用途区分/村長旧宅
登録範囲/主屋
公開状況/公開 【吉備路郷土館内】

総社市内に点在する古代遺跡を廻る吉備路観光の象徴的存在である備中国分寺五重塔近くの吉備路郷土館に移築保存されている民家建築。医師で旧山手村の初代村長を務めた風早雲嶂が自邸として建てたもので、彼の死後は明治35年から昭和43年まで山手村役場として使用されたという。内部は正形四間取で全ての部屋を襖で仕切っただけの簡素なものながら、外観は正面に式台玄関を構え、その脇に出格子窓を、大戸口脇の袖壁は飾り貫の真壁とするなど、かなり外面を意識した意匠となっている。




 

一覧のページに戻る