片山家住宅
Katayama



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国指定重要文化財 (平成18年12月19日指定)
高梁市指定文化財 (平成14年7月25日指定)
岡山県高梁市成羽町吹屋367
建築年代/江戸時代後期(18世紀末頃)
用途区分/町家(弁柄製造販売・庄屋・年寄)
指定範囲/主屋・宝蔵・米蔵・弁柄蔵・仕事場及び部屋(国指定)玄米蔵・弁柄箱・道具蔵(市指定)
公開状況/公開

県中西部の山間に所在する吹屋集落は銅の採掘で栄えた鉱山町であるとともに、陶磁器や漆器の顔料、建材や家具の塗料として用いられた弁柄の約98%を生産する町でもあった。町の西端に位置する当家は「胡屋」を称し、弁柄の窯元として宝暦年間から昭和46年まで200年以上に亘って製造を続けた老舗で、度々庄屋や年寄役を務めるなど吹屋を代表する存在でもあった。主屋の背後には弁柄蔵や仕事場、道具蔵など弁柄製造の現場が往時のままに残り興味深い。地元では本片山と称されている。



 

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