磯崎眠亀旧宅
Isozaki Minki former house



 
登録有形文化財 (平成12年10月18日登録)
岡山県倉敷市茶屋町195
建築年代/明治8年
用途区分/実業家(錦莞筵発明家)
登録範囲/主屋
公開状況/公開

現在では殆ど見かけることもないが、明治・大正期において花筵は日本の重要な輸出品であったと云う。花筵はいわゆる複雑な文様が施された筵のことで、眠亀はその改良に生涯を費やし、遂には「錦莞筵」を完成させ、欧米に大流行をもたらした発明家であり実業家であった。住宅は彼が花筵の改良に勤しんでいた明治初期に建てられたもので、二階への昇降には、容易に荷物を搬出入できるよう階段ではなく斜面廊下を設けるなどの工夫がなされ、発明家たる眠亀の面目を施す住宅と評されている。
 


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