前川家住宅
Maekawa


 
町指定文化財 
島根県邑智郡美郷町九日市321-1 (ふるさとおおち伝承館)
旧所在地・島根県飯石郡赤来町井戸谷
建築年代/文政10年(1827)
用途区分/商家(薬販売・麹製造販売)
指定範囲/主屋
公開状況/公開

当家が所在する九日市は、江戸時代に銀の採掘で繁栄を極めた大森から瀬戸内海に面する尾道へと至る大阪往還筋、いわゆる銀山街道の宿駅として発達した町であった。
一時は人口20万人を数えたという大森の町自体が、現在では幻のような存在になってしまっており、単なる宿駅に過ぎなかった九日市の町が、今ではありふれた山間の農村集落と化してしまったとしてもあながち不思議なことではない。世の変遷の凄まじさを思い知らされることである。
当家は街道筋の傾斜地に石垣を積み上げて、わずかばかりに設けられた平坦地に南面して建っている。文政10年(1827)に飯南町井戸谷に建築され、明治18年(1885)に当地に移転された来歴をもつ。


 

一覧のページに戻る