妹背家住宅
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国指定重要文化財 (昭和44年3月12日指定)
国指定史跡 (昭和45年4月5日指定)
和歌山県紀の川市名手市場641
建築年代/享保3年(1718)
用途区分/地士頭・大庄屋・本陣
指定範囲/主屋・米蔵・南蔵
公開状況/公開

県北を東西に横断する紀の川中流域の名手市場に所在する大庄屋邸宅である。大和街道に面し、度々藩主が来駕したことから名手本陣とも呼称される。当家は中世の土豪の系譜を引き、紀伊八庄司の一つに挙げられた程の名家で、江戸時代に入って紀州藩が成立した際にも地士頭としての待遇を受けた。屋敷は前面に白壁の練塀を廻らせ表門を拓き、その背後に主屋を配置する邸宅型の形態をとる。主屋の背後に附属する座敷は非常に格式高く、建築年代を考慮すると破格の造作であったと思われる。



 

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