佐賀家住宅
Saga



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国指定史跡 (平成9年3月11日指定)
北海道留萌市礼受13番地
建築年代/明治前期(推定)
用途区分/漁場経営
残存建物/番屋・廊下・トタ蔵・船倉・網倉・稲荷社
公開状況/非公開 【旧留萌佐賀家漁場】

留萌の中心市街から少し南に下った海岸沿いに所在する鰊漁家建築群である。国道231号線を挟んだ広大な敷地には番屋を筆頭にトタ蔵、船倉など鰊漁に関連した建物が点在すると共に、干し場や船着き場等の作業場も手つかずに残されており、在りし日の漁場の風情を今に伝えている。当家は青森県下北半島の出身で、幕末の弘化元年(1844)には既に当地で漁場を開いたとされ、明治中期には鰊建網を12ヶ統も経営した有力漁家であったという。番屋の前で鰊が群来る時をじっと待ってみたくなる風情である。



 

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